読後感

何が決定的に違うかといえば、読後感。夢、というか、なんとなく前向きになれる。どんなに後ろ向きな出来事が書かれていようと、読んだ後は必ず前を向こうという気になる。
正しいとか正しくないとかではなくて、生きなければと思う。それが、実は生きることでなかった、としても。
なぜ生きているかの答えは見つからないように、たいがいの問題というのはそう簡単に答えは見つからないから、答えを探してもいいけれど、答えをみつけてはいけない。意識のないところでそんな気持ちが生まれている。ような気がする。
ほかにもいろいろと好きな小説というのはあるけれど、そばにおいて何度でも読んでたいと思うのは、なかなか難しい。