2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アービトラージ

ライブドアは結局、ある法律のもとに生じる差異をアービトラージしていた、という観点から言えば(きれいなことばでいえば、不可能を可能にする)、このようなとんでもない!?アービトラージを誘発した法律は改正せざるを得ないのだろう。この件に限らず、最…

ネットワーク外部性

しつこいけど、村上春樹さんの話。誤解を恐れずに書くならば、彼の作品は、Web2.0っぽい。ネットワーク外部性、という点において。主人公の心は、外部のどこかに限りなく開かれている。(私たちの感覚においてノーマルな方向に対してかどうかは別として。)…

乾いた笑い

前から、ここのブログの不自然な感じ、嫌な感じ、かわいげのない感じって、一体何なのだろう、と思っていたのですが、それって、村上春樹さん風なのかもしれないな、と気付きました。ここ最近、またしても、彼の作品を読み返していたわけですが、彼の文章は…

お金儲け、というフィロソフィー

別に事件とは関係ないのですが、ライブドアを見ていると、お金儲け、というのは、個人の目標やフィロソフィーにはなりえても、やはり、会社の目標やフィロソフィーにはなりえないのだろうなー、と漠然と思ったりもしています。結局、会社を通してお金が動く…

言葉以外のエントロピー

ちょっと前に、本音の反対は言葉じゃないかと書いたけれど、それはやはり間違いだと思いました。(本音に言葉が内包されることもあるし。)ただ、言葉というのは、きっかり言うことだ、というのは本当で、言葉にすることで、物凄い情報量が落ちているよなー…

良い原因を生み出したい

ある本のなかに、業績のよい企業は、良い原因を生み出していて、業績のわるい企業は、良い結果を生み出している、ということが書いてあったのですが、ライブドアのとかをみていると、ほんとだなー、と思います。トヨタ的言葉でいうならば、原因の見える化が…

差異によりかかる私

資本主義というのは、結局、何かの差異のあいまで利潤を得るというモデルである、というのは、どっかの本とかいろいろなものの受け売りですが、私自身は、知らずのうちに、とてもヘンテコな方法で、そういう差異をうまく生み出して生きようとしていたのだな…

分かりやすい価値観がない?

最近、というか、最近でもないのかもしれないけれど、分かりやすい価値観というのが、少なくなったなぁという気がしています。総選挙の前に、私は、自民党と民主党のどちらかはごく自然に選べる、みたいなことを書いたのだけれど、総選挙のときには既に自然…

とりあえず、言い訳。

正直、まともなrough logさえも書く時間が確保できず、頭いたい感じの毎日が続いています。そして、そんな日々のなかでも、何か色々変なことを大量に思いついては、次の日にすぐに忘れるということを繰り返しています。しかし、あまりにも非生産的な気がして…

きりとり日記

時計の針はすすむ。 カチ、カチ、カチ。 その、カチ、カチ、カチ、という音に合わせて 私はその一瞬を切り取ろうとする。 でも、できない。 いや、できている。 できているけれど、ただ、それ自体にはあまり意味がないだけだ。 意味はないけど、私は切り取る…

遅ればせながら

昨年はお世話になりました。 今年もよろしくお願いいたします。 今年の個人的な目標としては、もう少し自分の濃度を下げた文章も書こう、というところです。所詮ブログ?ダイアリ?なので、自分の視点で何かを書くという意味では何ら変わりはないのですが、…