2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

或る夏の夜の出来事

あまりにも、ヘリの音がうるさいんで、外に出た。空と地上の間に赤い半円ができていた。 途中から見ていたので、流れを理解していなかったからかもしれないが、しばらく見ていても、奇をてらったようなのばかりが間隔なくどんどん打ち上げられているように感…

本当の自分・・・

なんかこう、ひさびさにソーシャルネットのページを開いたら、ふるーい自分のブログのアドレスが書いてあった。そういえば、昔はどんなこと書いていたのだろう?と気になったので、読んでみた。正直な感想は、 素直でいいな。 ものすごく自然。 肩肘張ってな…

ネタにマジになってレスをつけてみる。愚かなりわが心。

そろそろほとぼり冷めた頃じゃないかと思って、こっそりレスなど書いてみる。 Éclat Des Jours 世界中どこでも技術者は愛されている(多分) で書かれている 政治家は半泣きしながら、しかしきっぱりと言った。いや、誠に無礼なことをした。確かに木曜日の午…

the moon had turned to gold

なぜ、ふつーは、金は青より良しとされるのだろう? 地上にないから? 地上と違って、地下というのは、とても怖いところだ、と、私は思っている。 地上は、いわば日々積み重ねられた歴史の一番表面であって、私たちはそこで今を生きている。言い換えると、私…

げほげほごほごほの正体

おかげさまで、やっと風邪がなおってきました。というわけで、げほげほごほごほ、しています。でも、げほげほごほごほしていたら、当たり前といえば当たり前なのですが、隣の席の人に怒られまして、すごい勢いでそのげほげほごほごほをガマンしてみましたと…

風にあたる

ひさしぶりにおそとの風にあたりました。風が気持ちよい季節になりましたね。風にあたるとなぜこんなにも気持ち良くなれるのでしょう。普段触れることはあっても、触れられることのない日常のせいかしら。 潮風にあたりながら、ふと目を閉じれば、遠くから聴…

壁とともに生きる

あなたのまわりを囲む壁は、どういう壁ですか? 壁のなかで、あなたは、壁のなかの決まりに従って暮らしているのですね。それが、正しいかどうかは別として。そこは、疲れるように見えても、ゆるゆる。あなたは決まり。決まりはあなた。だから。つまり、そこ…

突如姿を見せた荒れ狂う暴力性

このまえ、私はこんなことを書いた。 「具体的事実の抽象一般化、個別的現象の類型化」は、読み手と同じ型を共有することが前提であり、読み手の型が変わったときには、書き手の型も変えないと、読み手の納得とか満足とかは得られなくなってしまうのではない…

猫にかつお節

テロに関する一連の報道に触れたことによって、最近のメディアの傾向みたいなものが、少しだけ認識できるようになった気がします。 圏外からのひとこと エートスの転換を告知する為のエッジ より 私が、タダ働きが世界を動かすと、痛快!モヒカン族で訴えたい…

冷たいミルク

自分の生って何なのだろう、と、ふと考える。あるニュースが流れるたびに「あなたがここにいるのは本当に偶然よ」と言われてきたけれど、今になって、その重みに少しずつ気付きはじめたような気がする。いささか、遅すぎたかもしれない。 この東京という街で…

せかいとせかいのあいだに

わけもなくなみだあふれ、ギターを抱えたまま眠った夜 それでも、やわらかな朝のひかりはわたしを包みこむ きのうの切なさなんてまるでなかったかのように いつもという一日は、こうして訪れ、こうしてはじまる。 情報という情報に押し倒される空間 実体のな…

切ないというか・・・

うまく、端的な言葉では表せないのだけれど。 悲しさでもない、怒りでもない。恋愛で感じる切なさっていうのは、あくまでも自分が思う気持ちが通らないというか、それは自分が思わなければそうはならない、かなり能動的な要素を含んでいて、それはそれで切な…