自由に何かを書くならば

ずっとずっと思い続けたとしても
不安はなくならないし
希望も見いだせない
いつかは巡りくるかもしれない春を夢見て
じっと耐えて待ってみても
冬は終わらないかもしれない



いつでも夏
暑さに負けさえしないのなら
自由に動き回れるはず
暑さに負けるのなら
それはずっと耐える冬を受け入れて
いつか自由になれる日のことを夢みて
進んでいくしかないのかもしれない



一歩は常に等間隔
波のない緑のなかで
拾った果実は海に投げて
また一歩を歩き出す