専売特権の販売

法の下の専売特権というのはたくさんあるけれど、私の知る限り、日本ではそれらは販売されていないことが多いように思います。…と、そんなことを思っていたら、何年か前に銀行から税金をふんだんに取る法律というのを都知事が作っていたことを思い出しました。
あの法律は確かにおかしかったと思うのだけれど、それでも庶民が賛成したのは、そもそもは、法の下の専売特権に対して、正当な対価を支払うべきだ、という考えによるのかもしれません。