今日は満月

時代はめまぐるしく変わってゆき、「いま」はどんどん過去になる。
それでも、私たちは、その「いま」についていくことでしか生きられないし、
ついていったとしても、生きられるのかどうかすら分からない。



わたしは、そんな「いま」を、いまにしか通じない方法で、
いまにしか通じない言葉で、このネットに刻々と刻んでゆく。
でも、こんなのは、すぐにでも、
「ああ、こんなのもう変わっちゃったさ」
って言われるのだろう。
未来の人たちに。
それは、私たちが、いま、カサブランカを観て、つぶやくのと同じように。



だけれど、あのときから変わらなかったものがあるように、
これからも変わらぬものもあるのだろう。



Moonlight and lovesongs never out of date.



時が過ぎても、それらは、同じように存在し続ける。
きっと、そして、おそらく。










ただひとり 寂しく悲しい夜は
帽子を片手に外へ出てみれば
星空に輝く月の光に
心の悩みは消えて跡もなし
ああ ああ 三日月の夜
ああ ああ 空に輝く月の光に
星空に輝く月の光に
心の悩みは消えて跡もなし










月光価千金