あかるいとき

声が暗いときは救いようがあるが、明るいときは救いようがない。
まわりをよくみて、と思うが、なんだかうまくゆかない。



すこしずつの空気を、ていねいに紐解くときのように、慎重に。
空気は吸うものではなくて、吐くものなのに、それさえうまくゆかない。