切なさは誰のせいでもない

ひとりでやらないほうがいいこと 3つ
1:バンガローにとまる
2:温泉旅館にとまる
3:深夜の新丸ビルに入り浸る



私は基本的に思い立ったらすぐ行動しないと気がすまないので、ひとりでいろいろやってみたりする。それでもっていろいろなことがあった。1とかは、実はまぁどうにかなるが、2はつらい。が、3はそれにもまして意外とこたえる。



ここしばらく丸の内のことが知りたくて、すごい頻度で通ってみたりしたけど、あのまちはひとりがあんまり似合わない。まち全体が、ものすごく切ない。銀座とかとは違って、異常に切ない。多くの人が追いかける、一夜の夢、みたいに。有楽町の再開発はあの流れを汲んでほしくないなぁ。なんかいやーな予感はするが。



東京駅ほど、出口によって雰囲気が変わるところもない、と思う。丸の内が、あの大きくて風通しの悪い駅に守られるようにして、すくすく育ったからだろうか。駅のむこうは文字どおり、別世界、である。