ある種の暴力



この前の祝日、日本橋三越の前で、私は、あ然とした。





正面パネルには大きな赤いリボンがかけられ、もう少し下に目を向ければ、ツリーのまわりで赤だの白だの黄色だのがきらきらと輝いている。





幾らなんでも、はやすぎる。
というか、これは、ほとんど、暴力ではないかと思った。





あぁ、東京の空気ですら、少しずつ澄んでいくのだなぁ、とか、思っているときに、
そろそろ、京都で秋の色につつまれていたいなぁ、ゆるーり、と............。とか、思っているときに、





幾らなんでも、ツリー、は、ないでしょ。





正確に言えば、京都に行くのですら、まだ、早すぎる。というのに。




















都会というところは、やはり、変なところである。
頭、おかしくなりそう。