タイトルはまだ見つからないけれど、今はとにかく悪夢から解き放たれたい

  • 舞踏

夜、あなたは、星がいっぱいキラめいている空をめがけて、真直ぐに飛んで行ってしまわれる。あなたのマントがみるみる小さくなって、星の間にみえなくなってしまうまで、あたしは黙って見送っています。連れて行って!とひと言、叫びたいのに、声が出ないの。ひろこ。

何となく、国境の南、太陽の西に似ている。と思うのは、私だけだろうか。
でも、あの物語とこの物語には決定的な差があって、それは、ひとつには、長編小説と短編小説の差でもある、ような気がする。もうひとつは.....夢に関係することだ。
長編小説と短編小説、どちらも好きだけれど、長編小説には、詩にしかないような魅力があって、わたしはそれが忘れられなくて、何度も読んでしまう。(説明になってない)