便利というのは不利でもある

最近、よく思うのだけれど、便利というのは、その一方で非常に不利でもあるなー、と。商売の観点から見て、他人のふんどし使ったら結局は・・・的な話があるけれど、それだけではなく、普通に生活する分にも、本当の意味での利を受けないな、というような意味合いで。


もうすこし詳しく言うと、私(たち)は、面倒くさい、っていいながら、色んな便利なものを見つけては、その恩恵を受けながら生きているのだけれど、その恩恵を受けるたびに、何だか自分ではどうしようにもどうにもできない、みたいな領域が増えて、がんじがらめになって、だから、さらに色々なことが面倒に思えてきて、その場しのぎでまた便利そうなものに頼ってみてはまた同じようなことになり、みたいな変なスパイラルに入ってしまい、精神的にまいってしまう、というようなことがときどきあったりする、ということです。



ま、それが現代的生活、ってものでもあるのだろうけど。