捻くれ宥子の誤訳



わたしは、いつも、雲の粒子で心をくるんで、
まるで思考停止子猫のように振舞ってる。



でも、あなたの温もりに触れたときは、本当に心は空っぽになって、
でも、あなたの温もりを聞いたときは、きらきらとした輝きに満ちた音で耳は塞がれて、
そんな一瞬は、私は本当に思考停止子猫になってしまうの。



だけどわたしはそれじゃ我慢できなくて、
思考停止子猫なわたしを絶えることのない真実にしておきたいから、
わたしはあなたに言うの、めちゃくちゃにしてよ、って。



こんなだめなわたしはお嫌いでしょう。どうぞ嫌って。
それでもいいから、めちゃくちゃにして。
永遠に、なんて言わないけど、少しの間はずっと、
このミスティな世界の確固たる道しるべでいて。










注1)元歌詞が既に相当壊れているので、このぐらいにしか壊せません。私には。
注2)ミスティといえば、本家はエロール・ガーナーですが、私は、ケニー・ドリューの優雅な演奏も好きです。