偶然とは何か

そんな本があったなーと思う今日この頃。



ついこの前、とある方の送別会で、偶然の話になった。
村上春樹さんのある短編集で描かれている偶然について。
そこで話題になった短編集は、私の大好きなトミー・フラナガン氏と村上春樹さんとの思わぬエピソードが書かれていて、とても印象深い1冊だ。私にとって。



でも、その後、私はしばらく偶然というものには出会わなかった。



昨日。
私はひさびさに偶然というものに出会った。
私がチェット・ベイカーについて、偶然想起しなければならなかったのは、こういう意味だったのか、とガクーンとして、声も出ない。
もう少し、幸せな偶然だったらよかったのに。



つまり、縁起が悪いので、別のブログつくりました。お知らせは気が向いたらします。
ここでは、村上春樹さんの小説のおはなしとジャズのおはなし、と、新しいブログに書けない匿名的事柄だけ細々と書き続けていきます。



なんで書き続けるか、というと。
私には「ため」がないのです。そんな私の最後の砦がこのブログ。私が生きていける秘密の空間。でも、いい加減、卒業しないと、もうリアルには多分生きてはいけない。



そんな私にも今日はあった。今日は楽しかった。好きだと思える人たちにいろんなこと教えてもらった。もう少し、がんばってみようかな、って思った。できるかわからないけど。とりあえずは、もうひとつの偶然について、ちゃんと書くことからかな...。いや、そうではないはずだが...。