コミュニケーション

さっきまで、NHK山下洋輔さんが出演されていて、それを見ていた。多分、私が変わったのだと思うけれど、フリージャズはそこまでフリーには聞こえなかった。とても規則的に感じられた。タモリさんがあいさつをしているのを見て、生放送とジャズは似ているなと思った。



というか、生放送みたいなものもジャズみたいなものもプレゼンみたいなものも、みんな似ている、とか思う。私は生放送って嫌いだった。苦手だった。だから、そういう仕事をするのはやめよう、って思ってた。でも、そう思っていたのは、経験が足りなかったからなんだって、最近は思う。あがり症で緊張が解けない私は、昔はプレゼンもセッションも嫌いだったけど、プロの人たちに助けてもらいながら、経験を積むうちに、その緊張感も含めて、少しだけ楽しいと思えるようになった。ちょっとだけ、心が通いあえる瞬間というのがあって、その瞬間を共有できることが、とてもうれしい。でも、それは自分の実力じゃなくて、助けてもらっているからできるだけ。私にはまだまだ伝える力も聴く力も足りてない。心が通い合うのは、本当に本当に一瞬のことだから、それを逃しちゃいけないのに、なかなかうまくいかない。



何となくだけど、だから生きているんだと思う。私たちはものを作りたいのではなく、そこに通う何かを求めてるのかな...。



いや、ものもつくりたいな...。



と思ったのは、最近の発声練習は、ぽにょばっかりだからです。結構難しい。
まずは体力をつけなければ。